バッチ処理で10倍生産的になる方法

How Batch Processing Made Me 10 Times More Productive

Probloggerの記事で述べられているバッチ処理の方法、これはまさに”Do It Tomorrow" (マニャーナの法則)に述べられていることと同じです。「明日やろう」というのは、今日発生したタスクにその場その場で対応するのではなく、まとめて明日に一括処理してしまおうということを言っているからです。

マニャーナの法則 明日できることを今日やるな

マニャーナの法則 明日できることを今日やるな

バッチ処理とは言い換えれば、集中してやってしまおうということだと言えます。そして集中するためには、否応なく自分を集中できる状態に持って行く必要があります。

  • 時間量が制約されている
  • 時間帯・頻度が制約されている
  • 邪魔が入らない環境である

試験なんかが一番集中力を要される場ですが、その条件を考えればわかりやすいですね。試験の場合、何時から何時までという時間の指定があり、同時に90分なら90分という量の制限もあります。そして試験中は誰も話しかけてはきません。

ブログの記事を毎日書くという職業ブロガーになると、書くための仕組みづくりが重要になることは想像に難くありません。上述の記事では毎週月曜と水曜の午前中をブログの記事を書く時間に割り当てて集中して処理する仕組みを紹介しています。1日あたり最低でも5つ、だいたい5-6時間で10個ほどの記事を書くということです。そのためにラップトップをもってカフェに引きこもるという方法をとっているのも集中の仕組みから言うと当然なのかなと思います。

興味深かったのが、RSSフィードの処理とTwitterFriendFeedのようなソーシャルメッセージングサイトに対する場合について。フィードの場合は、A-listとそれ以外というふうに分けておくというやり方。私の場合、GoogleReaderでフォルダーをたくさん作ってしまっているのですが、結局毎日チェックするのはそのなかのひとつだけです。なので、早速フォルダー分けを見直すことにします。

FriendFeedもリンクをジャンプしつづけて気がつくとあっとう間に数十分ということが間々あります。私もこの危険性については重々感じているところだったので、記事にあるように5-10分と時間を決めて見ることを習慣付けたいと思います。そのためにはタイマーですね。まず、ブラウザのブックマークにあるリンクをクリックする前にタイマーをセットするという習慣をつけることを目指したいと思います。*1ブラウザのブックマークがあまりにもリンクしやすいというのも問題かもしれません。

最近、私もバッチ処理を意識して実践するようにしています。まずは時間の意識をきっちり持つこと。30分単位で3分の休憩をいれるようにしています。これにはTime OutというOSXのソフトを使っています。もう一つはメールのチェック。メールソフトを立ち上げ放しにしないで、11時と16時の2回に起動して、最低限その2回で受信箱を空にするようにしています。他にももっと日常のなかでバッチ処理できることはたくさんありそうです。

タイマーはこれが良さそう。

*1:タイマーはこれが便利です。http://theinsomniacsociety.com/timer.html