OSXのファイル操作はForkLiftで

日常的にOSXを使っていて不満というのはほとんどないのですが、唯一あるとすればそれはファイル操作についてでした。

しかし、それもおそらく今日までのこととなりそうです。理想のファイルマネージャーが登場したからです。それがForkLiftという、このソフトです。

ForkLift - File manager and SFTP/FTP client for Mac OS X

このソフトはSFTP/FTPクライアントとしての機能ももちろんあるのですが、それよりもファイルマネージャーとしての機能がすばらしいのです。

私はたいていWindowsMacを併用しているのですが、ファイルパスのたどり方がそれぞれ少し違います。Macの場合、エンターキーを押すとファイル名の変更モードになります。WindowsだとF2にあたりますよね。逆にWindowsでエンターキーを押すとそれはフォルダの階層をひとつ下るアクションです。デリートキーでその逆です。Macだとコマンドキーと矢印の下方向キーを押すと下層への移動となります。この違い。慣れてはいるものの、同じだともっといいのにと思ったことはありませんか。

ForkLiftが実現しているのは、まさにそういった基本操作の一致です。これにはかなり感激しました。

また、私はよくファインダー間でファイルのコピー/移動をするのですが、今までだとClone Windowというツールを使って現在のファインダーのクローンを作り、ファインダーからファインダーへドラッグアンドドロップ(たまにコピーペースト)したりしていました。これだとファインダーが複数開いてしまい、どれがどこのフォルダーなのか非常に煩雑になってしまっていました。

ForkLiftはこれを解決します。ファイルのコピー/移動は常に元となるフォルダーがあり、先となるフォルダーがあるものです。A地点からB地点という2つのターゲットがあるわけです。ForkLiftはDual pane file managerとうたっています。つまり常に2つペインでファイル管理するというのが基本インターフェースなわけです。しかもタブつき。これでもうデスクトップにファインダーがいくつも重なるということもないでしょう。

他にも外部サーバー同士のファイル移動・同期が出来たり、Amazon S3にも対応していたり、お気に入りとしてサイドバーに追加できたり、とまだまだ魅力の半分しか見えてないのかもしれませんが、これはいいソフトが出てきたものです。

ショートカットキーも充実しています。お好みにカスタマイズすることも可能です。

ForkLift Help
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