後悔しない生き方をしたい

yuugure

このところ暴走気味にいろいろと考えてしまっている。残業を当然とする社風、仕事の意味、組織での自分の役割、効率的な仕事のやりかた、自分が本当にしたかったこと、今までやってきたこと、選択してきた意味と結果などなど。

考えすぎるのは仕事が忙しくないからと言えるだろう。忙しくないということは辛い。なぜならば、必要とされていないと言われていることに等しいからだ。いや、必要とされていないというのは言い過ぎか。どう言えばいいのだろう。自分の居場所じゃないという違和感が常に胸のあたりを圧迫している感じ。

では、じゃあ、自分の本来の居場所なんてどこかにあるのか。それこそ青い鳥症候群ではないかという。

だから、自分の居場所を自分でつくらないといけないのだと思う。悶々としていてもしかたがない。理想的な仕事と生活を手に入れようと思えば、それは自分でつくるしかないのだ。既製品にどうしても自分の望むものがなければ、自作する。それしか方法はないような気がする。

言うだけ言って実行しないということになるかもしれない。けども、自分がこうした結論に導かれていったのは、なんとなく必然のような気がしてならない。もちろん時代の追い風というのもあるだろうけど。

子供のころ、何になりたかったか。藤子マンガやジャンプ黄金期に育った私は「漫画家」という職業に憧れた。マンガのなかに出てくる漫画家生活。それは決してバラ色の様相ではなかったが、サラリーマンとは対比的にそれは輝いてみえていた。

そしてブルーハーツ。「ラインを越えて」

満員電車の中 くたびれた顔をして
夕刊フジを読みながら 老いぼれてくのはゴメンだ

もちろん、夕刊フジなんか読んではないけど。後悔して疲れてため息をつく、そんな大人にはなりたくないと、今でも思っている。家族を養うために全てを我慢で受け入れて、全てを先延ばしにして生きていくなんてごめんだと。

就職活動期。ノートパソコンを持って各地を飛び回る、なんて陳腐な絵図だが、そんな自分を妄想してWIREDを読みあさっていた。

それから10年。おそらく色々考える時期にいるのだと思う。とりあえず。