対立と協調から考えたこと
シロクマ日報 > 橋下知事、対立より協調を : ITmedia オルタナティブ・ブログ
このエントリーでコメント欄で暴論が激しく展開されています。あまりの罵倒ぶりに私もどうでもいいコメントを差し込んでしまいました。その罵倒の主はどうも根底には腐敗した官僚政治への憤りがあるようです。確かに官僚政治への憤りという点では同意しない人は少数でしょう。私もその点では同意です。
しかし、官僚も地方公務員、彼らをみな一緒くたにしてしまっていいものでしょうか。
公僕という意味においては両者とも同じ身分だとしても。
Ryu2Republic −小山龍介 ブログ−: 橋下府知事の府政は失敗するではリーダーシップの観点から、現時点での府知事の振るまいがよくないであろうことを指摘されています。
知事にとって府の職員は部下なのですから。部下と対立して、それで組織がうまく行くはずがありません。アキヒトさんも小山さんも、そのことを指摘しています。これは常識的な組織論だと思います。
では結局のところ知事が対立すべきは誰でしょうか。それは一部の職務怠慢な職員ではないでしょうか。おそらくはそうではない若手職員を集めて、対立姿勢をとるというのはやはりお門違いな感じ、パフォーマンスでしかないという気がします。
公僕の意味だとか、公共へ奉仕するというのはどういうことか、官僚とは、職員とは、その他いろいろとひとつのエントリーから考えさせられました。
下記の本も読みかけですが、やはりきちんと読むべきかとも。
- 作者: カレル・ヴァンウォルフレン,Karel Van Wolferen,篠原勝
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