理解の溝は埋まるのか?
先方の理解や要求を鵜呑みにするのではなく、ヒアリングや原稿のやり取りをする中で先方の達成目的を把握して、必要とあらば「むしろ、こうする方が適切だと思われますが、いかがでしょう?」と代案の選択肢を提示させてもらうのがプロの役割なのだろう
http://japan.cnet.com/blog/poweryoga/2008/03/14/entry_25005967/?tag=nl
この記事には大変共感しました。私も同じような経験のなか、常々感じていることです。
前にウェブディレクターだけがレベルを上げてはいけない - something in my lifeという記事を書いたことを思い出しました。あの記事で私が言いたかったことも、同じようなことです。
クライアントと意思統一できて、パートナーシップで仕事が出来ればそれに越したことはないと思うのですが、現実そんなことは稀なんですよね。発注側の奢りと受注側の下請け根性が混ざっていることが一因ではないかと思います。
あとは言われたことをそのまま忠実に行うということが正しいという姿勢にも問題があるでしょう。これは言われたことに対して工夫して改善して提示したことが「余計なことをするな、言われたとおりにしてればいいんだよ」との圧力を受けたことによって、多くの場合現れるものです。出る杭は打たれる、というやつですね。
受注側がプロになること。それは大事です。絶対必要です。けれども、それだけではおそらく解決しない。発注側もプロに対して敬意を払う必要がある。プロはその敬意に応えなければならない。敬意に応えるだけの仕事をしていって、はじめてプロになれる。プロになるのには継続が必要だ。そして結果を残していくこと。
というわけで、プロとしてお互いに尊敬しながらクライアントと仕事ができるようにプロとしての仕事に忠実に邁進したいと思います。(プロ、プロ言い過ぎね)