宅ファイル便とsenduit
仕事で大容量のファイルをやりとりする方法としてはいくつかある。
- メールで添付して送る
- FTPにアップしてブラウザからダウンロードしてもらう
- 宅ファイル便を使う
1が一番ポピュラーな方法だろう。けども、何十メガもあるファイルをメール添付して送るのはもはや御法度。システムに負担をかけるし、第一スマートじゃない。かといって、2のような方法はウェブ関係者以外にはなじまない。結局、今もっともスマートな方法なのは、宅ファイル便なのだ。
しかし、私も何度かこれでファイルを受け取ったことがあるのだが、使い勝手が悪すぎる。
この使いやすさ日記: 379. 目立ちすぎの鍵アイコンと、目立たないダウンロードアイコンに激しく同意するものである。
で、私が愛用しているのがsenduitというサービス。
なんという潔いページデザイン。これだけで宅ファイル便を使う気が完全に失せる。使いやすさも半端でないくらい簡単。ファイルを指定して、期限を決めてアップロードするだけ。あとは表示されたリンクをコピーして先方に送るだけ。期限は1時間から1週間まで細かく選べるので、ずっとファイルが(どこかわからない)サーバー上にあるという不安もない。便利だ。
この「大容量ファイルをウェブで送る」というタスクを実現するのだけでも、こんなユーザーインターフェースの違いがある。その差に愕然とする。
しかし、多くの日本人はsenduitを使おうとしないんだな。なぜだろう? 知らないだけじゃないと思う。