シャドーワークだ

ITmedia エンタープライズ:シャドーワークをつかいこなす――プロデューサー型社員を目指せ

朝、定時よりも40分ほど早く会社について、まずする事といえばTODOのチェック。一日のおおまかなスケジュールを確認して計画を立てる。そして、メールをチェック。Mailplaneで会社のアドレスとパーソナルなアドレスのふたつをチェック。10数個のメルマガを受信しているパーソナルな方のインボックスを片っ端から目を通してはアーカイブにしていく。スキャンしていく感覚に近い。バックグラウンドに開いたFlockブラウザーにクリックしたリンクがタブになって連なっていく。ひとしきり、インボックスをゼロにした後、Flockでリンク先をブラウジングしていく。ブックマークしておきたいリンクがあればdel.icio.usにポスト。それほどでもないけど、気になる記事はFlockクリップボードへ。後でじっくり読みたい記事なんかはメールで自分宛に送る。そうやってタブをスキャンしていく。リンク先の記事を読んでいると、参照先のリンクがある。その参照先のページにもリンクがある。そうやって関心が関心を呼んで連なっていき、気がつくと1時間があっという間に過ぎている。気になった記事があれば、その内容を読み解く。Fockのブログエディタで記事からキーワードを拾っていき、メモをとる。気づいたことは自分の言葉でコメント。大事なところには色を付けたり、太くしたり、下線をひいたり。そうやって1日に3つから4つのメモノートをBloggerにとる。そんななかから自分の関心どころというのが見えてくる。そんなことを毎日1時間から2時間している。そこから、仕事に取りかかる。主に資料作りだ。ここでもまたウェブを使う。一体一日に何回Googleにクエリーを投げているかわからない。そのなかからも、また自分の関心事にひっかかるページが出てくる。本の紹介があればMediaMarkerに登録していく。そんな感じで毎日ウェブ漬けで楽しい。

こんな感じでリンクからリンクを渡り歩き、ブラウザーのタブを十数個開いていって、ブログにメモしていったりするようなことは直接的には業務とは関係ない。ネットサーフィンなんて言うのかもしれない。けれども、ウェブの動向とか、ウェブマーケティングとか、テクニカルな動向とか、そういう情報はまったく業務と無関係とは思わなくて、自分ではこれも仕事のうちと思っている。というか、仕事と非仕事の区分があまり自分のなかにはない。

そんなことを思っていたんだが、このシャドーワークというのはなかなか自分のモヤモヤを説明してくれているような気がして今日は非常にいい記事を見つけた。

この本も読んでみようと思う。

シャドーワーク―知識創造を促す組織戦略

シャドーワーク―知識創造を促す組織戦略