ありきたりなLeopard礼賛エントリー

先週の金曜日26日にアップルストアで新マックOS Leopard(レパード)を購入した。さっそく、その翌日の土曜日に会社のTigerをアップデートして、今週月曜からさわっている。10.4から10.5へのメジャーバージョンアップではあるが、とまどうところはまるでなく、違和感なく使っている。

今回、特に変わったのがファインダー周りだ。iTunesiPhotoでの使い勝手をそのままファインダーにも持ってきたという感じで、書類やファイルのCoverflowはその動きが小気味よく、意味もなくファイルをつらつらと眺めてしまう。アプリケーションでアイコンがここまで拡大されて自然に見えてしまうのが嬉しい。プレビューのアイコンの絵がどんなんだが気になっていたのだが、少年の顔がよくわかる。それにしてもどのアプリケーションもアイコンが美しい。

デスクトップピクチャーもデフォルトで宇宙なのだが、これが結構気に入っている。宇宙なのは、このOSの持つ広がりをよく表している。広がり、そのひとつはSpacesだ。この画面領域を最大16まで増やせるユーティリティは使い心地が抜群だ。乱雑に積み重なるウインドウがいとも簡単に整理できてしまう。なかでもExposeとの併用に威力を発揮している。Exposeでウインドウを画面上にさっと広げ、Spacesでウインドウをドラッグして振り分ける。あとはコントロールキーと数字キーの組み合わせでさくさくとスペースを移動。なんとも言えない快適さだ。

それとStacksだ。ダウンロードファイルがデスクトップに散らからないのは本当に素敵だ。今のところデスクトップにファイルは全く増えていない。あれだけいつものようにPDFやdmgのファイルをダウンロードしているというのに。これには本当に感激させられる。

Quickview。これも忘れてはならない。Coverflowと併せて拡大して見たいファイルがあったらスペースキーを押すだけでプレビューできてしまう。今までファイル名でしか判別しようのなかったファイルが一目でなんのファイルかがわかるのだ。そう、今までだったら、あの大きいとは決して言えないアイコンでしか中身を察することができなかったのだ。

まだまだ言い尽くせてないが、最後にひとつ「これは!」と言えるのは辞書機能の強化ぶりがすごいということ。日本語、英語に関係なくわからない単語があったら右クリックで「辞書で調べる」とすれば、その場で辞書がひけてしまうのだ。これはほんと素敵。特に僕は昔っから辞書好きでなんでもかんでも調べるクセというのがあって、Googleで検索するのもその一つの方法だが、こうやってその場で辞書をひけてしまうのはなんとも言い難くスマートだと思う。

まとめるならば、このOSが14,800円というのは信じがたいということ。OSのバージョンアップには不安がつきものだとは思うが、特に問題の起きていない現状で僕が言えるのは、まったく問題ない、すぐにアップデートすべきだということ。この心地よさを体験してしまうと、もう他の(Tigerを含めてね)OSには戻れない。

MacOS X v10.5 Leopard

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